メーリングリスト(Google Groups)のおすすめ設定

(新しいGoogleグループ版)

メーリングリスト(Google Groups)について、おすすめ設定をあげておきます。

  • お知らせリストの場合

  • 議論リストの場合

  • 受付リストの場合


お知らせリストのお勧め設定

学内外の大勢のメンバーに広報を行うためのもので、メンバーから投稿してもらうことはない想定です。

  • 追加の Google グループの機能を有効にする:「追加の機能を有効にしない」

  • 共有ラベル: チェックしない

  • グループを表示できるユーザー: 組織のメンバー グループメンバー

  • グループに参加できるユーザー: 招待されたユーザーのみ

  • 外部メンバーを許可する:オン

      • (※例えば職員メールアドレス @mail.u-tokyo.ac.jp や学外のアドレスを含みたい場合はチェックする。)

  • 会話を閲覧できるユーザー:グループのマネージャー

  • 投稿できるユーザー:グループのマネージャー

  • メンバー一覧を表示できるユーザー:グループのマネージャー

  • 投稿ポリシー

      • 会話の履歴:オン オフ

          • (※メールアーカイブを利用する場合はオンにしてください。オンにする場合「会話を閲覧できるユーザー」の設定をよく確認してください。)

  • コンテンツを管理できるユーザー:グループのマネージャー

  • メタデータを管理できるユーザー:グループのマネージャー

  • グループとして投稿できるユーザー:グループのマネージャー

  • メッセージの管理:管理しない

  • 新しいメンバーの制限:新しいメンバーの投稿制限なし

  • 件名のプレフィックス

      • (入力しなくて良い。お好みで入力、設定する。)

  • メールフッター

      • (お好みで「標準のグループフッターを含める」「カスタムフッターを含める」のチェックを外す。)

  • 自動返信:(利用しない)

  • メンバー管理

      • メンバーの管理:グループのマネージャー

      • カスタムの役割を変更できるユーザー:グループのマネージャー


議論リストのお勧め設定

プロジェクト等グループのメンバー間で連絡を行ったり、メンバー間で議論を行うためのものを想定しています。グループ外から投稿してもらうことは基本的にない想定です。

  • 追加の Google グループの機能を有効にする:「追加の機能を有効にしない」

  • 共有ラベル:チェックしない

  • グループを表示できるユーザー:組織のメンバー グループメンバー

  • グループに参加できるユーザー:招待されたユーザーのみ

  • 外部メンバーを許可する:オン

      • (※例えば職員メールアドレス @mail.u-tokyo.ac.jp や学外のアドレスを含みたい場合はチェックする。)

  • 会話を閲覧できるユーザー:グループメンバー

      • (※グループに所属するECCSクラウドメールや一般のGoogleアカウントで閲覧可能になります。)

  • 投稿できるユーザー:グループメンバー

      • (※投稿者を制限したくない場合は「ウェブ上のすべてのユーザー」なども選択できます。)

  • メンバー一覧を表示できるユーザー:グループのマネージャー(場合によって「グループメンバー」)

  • 投稿ポリシー

      • 会話の履歴:オン オフ

      • (※メールアーカイブを利用する場合はオンにしてください。オンにする場合「会話を閲覧できるユーザー」の設定をよく確認してください。)

  • コンテンツを管理できるユーザー:グループのマネージャー

  • メタデータを管理できるユーザー:グループのマネージャー

  • グループとして投稿できるユーザー:グループのマネージャー

  • メッセージの管理:管理しない

  • 新しいメンバーの制限:新しいメンバーの投稿制限なし

  • 件名のプレフィックス

      • (入力しなくて良い。お好みで入力、設定する。)

  • メールフッター

      • (お好みで「標準のグループフッターを含める」「カスタムフッターを含める」のチェックを外す。)

  • 自動返信

      • (利用したい場合のみ、お好みでチェックする。)

  • メンバー管理

      • メンバーの管理:グループのマネージャー

      • カスタムの役割を変更できるユーザー:グループのマネージャー


受付リストのお勧め設定

学内外からの連絡、問い合わせ等のメールを複数人で共有するためのものを想定しています。そのため、投稿には制限をつけません。

  • 追加の Google グループの機能を有効にする:「追加の機能を有効にしない」

      • (お好みで「共同トレイ」を利用することも可能。)

  • 共有ラベル:チェックしない

      • (お好みで共有ラベルを利用することも可能。)

  • グループを表示できるユーザー:組織のメンバー グループメンバー

  • グループに参加できるユーザー:招待されたユーザーのみ

  • 外部メンバーを許可する :オン

      • (※例えば職員メールアドレス @mail.u-tokyo.ac.jp や学外のアドレスを含みたい場合はチェックする。)

  • 会話を閲覧できるユーザー:グループメンバー

      • (※グループに所属するECCSクラウドメールや一般のGoogleアカウントで閲覧可能になる。)

  • 投稿できるユーザー:ウェブ上のすべてのユーザー

  • メンバー一覧を表示できるユーザー:グループのマネージャー(場合によって「グループメンバー」)

  • 投稿ポリシー

      • 会話の履歴:オン オフ

      • (※メールアーカイブを利用する場合はオンにしてください。オンにする場合「会話を閲覧できるユーザー」の設定をよく確認してください。)

  • コンテンツを管理できるユーザー:グループのマネージャー

  • メタデータを管理できるユーザー:グループメンバー

  • グループとして投稿できるユーザー:グループメンバー

  • メッセージの管理:管理しない

  • 新しいメンバーの制限:新しいメンバーの投稿制限なし

  • 件名のプレフィックス

      • (入力しなくて良い。お好みで入力、設定する。)

  • メールフッター

      • (お好みで「標準のグループフッターを含める」「カスタムフッターを含める」のチェックを外す。)

  • 自動返信

      • (利用したい場合のみ、お好みでチェックする。)

  • メンバー管理

      • メンバーの管理:グループのマネージャー

      • カスタムの役割を変更できるユーザー:グループのマネージャー

その他、気を付けていただきたいこと

  • (Google グループに限らず)メーリングリストの運用にあたり

      • 利用するメーリングリストシステムにどういう機能があり、どういう動作をするのか把握してください。

      • 「公開範囲」を適切に決めてください。

          • メールを投稿できるユーザー(メンバーのみ/誰でも)

          • Web 経由でメールのアーカイブを閲覧できるユーザー(メンバーのみ/誰でも)

          • メールのアーカイブが本当に必要なのかどうか

      • 各種設定項目の内容について、十分に理解できるようになってから運用してください。

          • 中途半端な設定で運用を始めると、情報セキュリティインシデントを誘発します。


  • グループの管理者(オーナー)

      • ECCS クラウドメールのアカウントが削除された場合、グループの管理ができなくなってしまう可能性があります。予め複数のオーナーを設定しておくことを勧めます。


  • プライバシー設定

      • ML 新規作成時のデフォルト値に頼らず、全項目の設定を吟味しながら、適切なプライバ シー設定を施してください。


参考::2021年5月25日 CISO通知別紙(教職員のみ閲覧可)